ラテン語用語集

ラテン語用語集

色を表すラテン語用語集 ― albus と niger を「見えた色」から読み解く

解剖学の用語を覚えはじめた頃、私は substantia nigra を「スブスタンツィア・ニグラ」というひとかたまりの音として丸暗記していた。黒質。中脳にある。ドパミンを作る。そこまでは言えるのに、なぜ「黒」なのかを考えたことが一度もなか...
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大きさ・形を表すラテン語形容詞集 ― magnus と longus を「対」と「3段階」で読み解く

解剖学のラテン語を覚えていると、あるところで急に楽になる瞬間があります。私の場合は「名詞と形容詞を分けて覚える」と決めた日でした。用語の数は多くても、形容詞の種類はごく限られていると気づいたからです。gluteus maximus(グルテウ...
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穴・溝・管のラテン語用語集 ― foramen と sulcus を「通り道」で読み解く

解剖学の用語を覚えていると、骨や臓器そのものより、そこに空いている穴やくぼみの名前のほうが多いことに気づきます。foramen(フォラーメン)、canalis(カナーリス)、sulcus(スルクス)、fossa(フォッサ) ― どれも日本語...
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内分泌腺とリンパ系のラテン語用語集 ― glandula と nodus lymphoideus を「場所」と「順番」で読み解く

ラテン語用語集のシリーズも、骨・筋・関節・内臓・血管・神経・運動・感覚器・泌尿生殖器と進んできました。今回は残っていた2つの系統、内分泌腺(glandulae endocrinae)とリンパ系(systema lymphoideum)を扱い...
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泌尿器・生殖器のラテン語用語集 ― ren と uterus を「順路」と「対」で読み解く

泌尿器と生殖器は、ラテン語の用語集としては後回しにされがちな領域だ。でも実際に覚え始めると、ここは骨や筋肉より構造がはっきりしていることに気づく。腎臓から尿道までは一本の管の順路だし、生殖器は男女で対応する器官が並んでいるからだ。つまり、バ...
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感覚器のラテン語用語集 ― oculus と auris を「外から内へ」読み解く

感覚器のラテン語は、骨や筋肉と違って名前から形が想像しにくいという難しさがあります。malleus(ツチ骨)や cochlea(蝸牛)のように、実は日常の物の名前がそのまま使われているものが多いのですが、それを知らないま
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運動を表すラテン語用語集 ― flexio と pronatio を「対」で読み解く

解剖学ラテン語の基本として、私は以前位置と方向を表す用語を整理しました。anterior・posterior・medialis・lateralis といった、体の「どこ」を指す語です。ところが実習と運動器の講義に入ると、
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血管のラテン語用語集 ― arteria と vena を3層で読み解く

循環器に入ると、ラテン語の景色が少し変わります。骨や内臓は「名詞1語」で足りることが多いのに、血管は arteria carotis communis のように名詞+形容詞が2つ3つ連なるのが普通になるからです。私は最初
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神経のラテン語用語集 ― 接頭辞で読む中枢神経・髄膜・脳神経12対

神経系のラテン語は、解剖学の用語の中でも最後の関門という印象があります。理由ははっきりしていて、脳の部位名がほとんどギリシャ語由来である上に、cerebrum と cerebellum、encephalon と dien
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内臓のラテン語用語集 ― 消化器・呼吸器の器官名と、その名前の由来

骨や筋肉のラテン語には慣れてきたのに、内臓に入った途端に手が止まる ― これは私が実際に通った道です。骨は形が見えるので名前と現物が結びつきますが、内臓は「お腹の中の見えない何か」なので、hepar・lien・splen