ラテン語用語集

運動を表すラテン語用語集 ― flexio と pronatio を「対」で読み解く

解剖学ラテン語の基本として、私は以前位置と方向を表す用語を整理しました。anterior・posterior・medialis・lateralis といった、体の「どこ」を指す語です。ところが実習と運動器の講義に入ると、
海外医学部への道

海外医学部で現地の言葉をどこまで学ぶか ― 生活・臨床・日常会話で線を引く

英語で学べる医学部を選んだ人が、入学後にほぼ必ず直面する問いがあります。「現地の言葉は、どこまで勉強すべきなのか」。授業は英語なので、理屈の上では現地語がなくても卒業はできる。でも実際に暮らし始めると、そう単純ではないことがすぐに分かります...
身体と心のパフォーマンス向上

カフェインを「効かせる」設計 ― 量ではなく時間で組み立てる

医学生とコーヒーの関係は、たぶんどの国でも似たようなものだと思います。朝に1杯、講義の合間に1杯、図書館で2杯、夜の勉強前にもう1杯 ― 気づけば1日5杯。そして「最近コーヒーを飲んでも眠い」「夜、目は冴えているのに頭は働かない」という状態...
学習システム化

医学部の実技試験に向けた練習の組み立て方 ― 4週間で「実行できる」状態にする

筆記試験は得意なのに実技試験になると崩れる ― 医学部でよく見る、そして私自身がそうだったパターンです。知識は入っているはずなのに、試験官の前に立った瞬間に手順が飛ぶ。声かけを忘れる。時間が足りなくなる。終わった後で「あれもこれも抜けていた...
学習システム化

解剖学実習を無駄にしない予習・復習の型 ― 実習は「答え合わせ」の場と考える

解剖学実習は、医学部で最初にぶつかる「教科書の勉強法が通用しない」科目だと思います。机の上でどれだけ図譜を眺めても、実際にご遺体の前に立つと何がどこにあるのか分からない。逆に、実習中は手を動かすのに精一杯で、後から何を見
英語表現集

身体診察で使う英語表現 ― 患者さんに動いてもらうための40の言い方

身体診察の英語で難しいのは、専門用語ではありません。患者さんに動いてもらうための、ごく普通の言い回しです。「深呼吸してください」「力を抜いて」「痛かったら教えてください」― 日本語なら反射的に出る一言が、英語だと出てこない。私が実習で最も焦...
英語表現集

症例プレゼンテーションの英語表現 ― 回診で伝わる9ブロックの型

実習で最初に「明日この患者さんをプレゼンして」と言われたときの緊張は、今でもよく覚えています。英語で症例を伝えるのは、単語を並べれば済む話ではありません。決まった順番と、決まった言い回しがあって、そこから外れると聞き手が一気に迷子になる。内...
ラテン語用語集

神経のラテン語用語集 ― 接頭辞で読む中枢神経・髄膜・脳神経12対

神経系のラテン語は、解剖学の用語の中でも最後の関門という印象があります。理由ははっきりしていて、脳の部位名がほとんどギリシャ語由来である上に、cerebrum と cerebellum、encephalon と dien
ラテン語用語集

血管のラテン語用語集 ― arteria と vena を3層で読み解く

循環器に入ると、ラテン語の景色が少し変わります。骨や内臓は「名詞1語」で足りることが多いのに、血管は arteria carotis communis のように名詞+形容詞が2つ3つ連なるのが普通になるからです。私は最初
ラテン語用語集

内臓のラテン語用語集 ― 消化器・呼吸器の器官名と、その名前の由来

骨や筋肉のラテン語には慣れてきたのに、内臓に入った途端に手が止まる ― これは私が実際に通った道です。骨は形が見えるので名前と現物が結びつきますが、内臓は「お腹の中の見えない何か」なので、hepar・lien・splen